2014年11月08日(土)のメモ

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10:41今日は武蔵野の方 [移動]
11:20ねむいなー
12:34バス来なやん [移動]
13:01見にきた
00:31「ジブリの立体建造物展」すごく面白かった。
00:33それどころかいい勉強になった。ぼくが今までずっと何となく気になってて、でも深く追求することなく、なあなあに済ませていた感覚を言い当てられたようで、すごくすっきりした。
00:39ぼくは建築系で勉強してるけど、「建築は嫌い」で「都市は好き」だ。とは言え建築に興味が無いわけではなくて、そうすると何をして「建築が嫌い」と感じているのか、イマイチわかってなかった。で、今日ジブリの建造物展を見て、そこで藤森先生の文章を見て気づいた。 [忘備録]
00:43<改めてジブリ作品を見なおしてみると、建築家が設計したような建築物はほとんどないですね。それはきっと近代的な自我意識みたいなものが強く出た建築よりも、無名の職人や大工さんの仕事のほうに共感するからでしょう>(ジブリの立体建造物展 図録p.20) [忘備録]
00:53建築系で学ぶ建築と言うと、ル・コルビュジエとかFLライトなどにはじまり、今だとザハとか伊東さんとかSANAAとか。いわゆる「有名建築家」の「作品」を数多と見て空間がどうのディティールがこうの、と言う話になる。確かにそれらは文句なく優れた建築作品だし、そんな議論をするのは正しいのだけど、それはぼくにとっての建築じゃないから「建築がわからない」とか「建築が嫌い」だったんだと気づいた。 [忘備録]
01:00ぼくにとっては普段の街なかで見る、良い物も悪い物も含めたすべての建物が建築で、それらは世間一般にとって無名の誰かが作ったもので、なんだったら住み手が適当に改築したり、ガーデニングしてみたり、猫除けの水ペットボトルを並べてみたり、そういうところまで含めて建築として捉えてるんだと思う。 [忘備録]
01:12そう言う建物の集積の中で優れた建築、それこそ藤森先生が言った「看板建築」とか最近だと団地なんかもそうだろうけど、これらの建築にはとても惹かれるし、ストレートに好き。でも一般にはこれらを「建築」とは呼ばないので、じゃあなんと言うかとなったときに「都市」という割と曖昧さのある表現で収めてたんだ、と言うことに今日ようやく気づいたように思う。 [忘備録]
01:18とは言え、世間で言われる「都市」の範疇にぼくの興味は収まっているしあえて説明することも無いだろうから、今までどおりぼくは「都市が好き」でいいと思う。でも、意識の中では「建築が好きだ」と思えるようになったし、それに対するもどかしさと言うか、語弊も消えた。より正確に言うなら「無名の建築が好き」ってところかな。ともかく、建築が嫌いでは無くなった。 [忘備録]
01:25と、まあ、長くなったけど文章にするとより考えがクリアになったかな。要は「ジブリの立体建造物展」オススメよ。絵がたくさんあってジブリ好きは勿論楽しいし、監修が建築に詳しい藤森先生だからちょっとした建築豆知識も入ってきて、次にジブリ映画を見る目が変わる。そしてそのままたてもの園を見て、ジブリ作品のモデルとなった建物のホンモノに触れられる。ここまでできて400円ですよ。桁ひとつ足りないんじゃないかと思うほど楽しいよ。
01:51図録買ってよかったな。楽しい。やっぱアニメの見どころは背景画と設定ですね。 [意見には個人差があります]
01:52さ、おやすみなさい。 [おやすみなさい]

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